競売の入札日とは?いつ追い出される?
このサイトはリスタート株式会社をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

この記事でわかること
- 入札日=退去日ではありません:その日にすぐ家を追い出されるわけではありませんが、売却手続きが最終段階に入った合図です。
- 入札が始まると回避は困難に:家の情報が広く公開され、競売をストップして任意売却へ切り替えることが非常に難しくなります。
- 実質的なタイムリミット:競売を回避するための目安は「入札期間が始まる前まで」です。手遅れになる前に、まずは専門家へ現状を共有しましょう。
競売回避なら
株式会社


入札日が近づいていても、毎日の生活は急に変わらないことがあります。 そのせいで、まだ少し先の話のように感じてしまう方も少なくありません。
ただ、現実にはその間も手続きは進み、外から見える情報や取れる選択肢は少しずつ変わっていきます。 だからこそ、この段階では「まだ住めている」ではなく、「今どこまで進んでいるか」を見ておくことが大切です。
NHKニュース7/クローズアップ現代(NHK)/報道ステーション(テレビ朝日系)
競売の入札日とは?開札日・退去日との違い
入札日(入札期間)とは
入札期間とは、購入希望者が「この家をいくらで買いたいか」という金額を提示する期間のことです。
通常、1週間から8日間ほどの期間が設定され、この期間内に裁判所へ入札書が提出されます。
この日にすぐ家を出なければならないわけではありませんが、この期間が始まるということは、対象となる家の競売が公的にスタートし、落札者が決まる直前の最終プロセスに入ったことを意味します。
開札日とは
開札日とは、入札期間が終了した後、裁判所が提出された入札書を開封し、最も高い金額を提示した落札者を決定する日のことです。
この日をもって、法的な手続き上の「売買」が確定します。
入札が締め切られた後、実際に競売を取り下げることは非常に難しくなり、競売回避の可能性が劇的に低くなる境界線と言えます。
退去日(強制退去)とは
退去日とは、新しい所有者へ家を引き渡すための期限のことです。
開札日からおおよそ1ヶ月から2ヶ月後、落札者が代金を納付すると所有権が完全に移ります。
この日までに自主的に立ち退かなかった場合、最終的には裁判所の手続きにより、強制的に退去を求められることになります。開札が終わってから退去までは、それほど多くの時間は残されていません。
入札日までのスケジュール
競売開始決定通知が届く
この通知は、裁判所が対象の不動産を競売にかける手続きを正式に開始したことを知らせる重要な書類です。
この書類が届いた時点では、まだ競売が完了するまでに数ヶ月の猶予があります。任意売却への切り替えに向けた準備や、金融機関などと話し合うための時間は確保しやすい時期です。
執行官による現況調査
通知からおおむね1ヶ月から2ヶ月が経過すると、裁判所が選任した執行官と不動産鑑定士が自宅を訪問し、現況調査が行われます。
これは競売の基準となる価格を決めるための手続きであり、家の状態や誰が住んでいるかを細かく確認し、写真を撮影して記録に残します。
入札期間の公告・物件情報の公開
現況調査が終わると、その結果をもとにした詳細な物件情報が裁判所のサイト(BITなど)で一般に公開されます。
家の間取りや写真、競売に至った経緯などが誰でも見られる状態になるため、不動産業者が興味を持ち、現地を見に来るなどの状況が起こりやすくなります。
入札期間の開始
一定の期間をおいて、購入希望者が金額を提示する入札が開始されます。
この期間に入ると、法的な売却プロセスの最終段階となり、裁判所の手続きは淡々と進んでいきます。
この時期になってから「売却を取り下げてほしい」と相談しても、すでに手続きが完了直前であるため、同意を得ることは非常に難しくなるのが現実です。
入札日が近づくことで起きるリスク
入札期間が近づくと、インターネット上で家の間取りや写真、詳細な住所が公開された状態が続きます。
これを見た不動産業者が下見に来たり、ダイレクトメールが届いたりするようになるため、家族や近隣の方に競売の事情を知られてしまうリスクが高まります。プライバシーの面でも心理的な負担が大きくなる時期と言えるでしょう。
競売を回避するための実質的なタイムリミット
競売をストップし、任意売却へ切り替えて生活を立て直すには、原則として「開札日の前日」までにすべての法的な手続きを終える必要があります。
しかし、債権者との合意を得るための交渉や新たな買い手を見つけるためには、数週間から数ヶ月の時間が必要です。
入札期間が始まってしまうと、債権者は確実に回収できる競売を優先する傾向があるため、任意売却の交渉に応じてもらうことは難しくなります。
そのため、実質的なタイムリミットは「入札期間が始まる前まで」に行動を開始しておくことが期限の目安です。
今の段階で、整理しておきたい3つのこと
1. 今、どの書類が届いているか
裁判所や金融機関からどのような書類が手元に届いているかを正確に把握することが、状況を整理する第一歩です。
「競売開始決定通知」なのか、「現況調査通知」なのか、既に入札に関する「期間入札通知」まで来ているのかによって、残された時間と取れる選択肢は異なります。届いた書類を集め、いつ、何が届いたのかを時系列で確認してみましょう。
2. 住宅ローンの名義や連帯保証人は誰か
ローンの契約状況は、解決に向けた方針に大きく影響します。
名義人が一人なのか、ペアローン(共同名義)なのか、連帯保証人がいるのかによって、話し合いの進め方が変わってきます。
特に連帯保証人がいる場合、競売の影響が保証人にも及ぶ可能性があるため、早めに状況を整理しておくことが重要です。
3. 今後の生活で一番優先したいことはなにか
競売の手続きが進む中で、これからの生活において何を一番大切にしたいかを落ち着いて考えてみる必要があります。
例えば「今の家に少しでも長く住み続けたい」のか、「引越し費用を捻出して早く新しい生活を始めたい」のか。
優先したいことによって、任意売却やリースバックなど、選ぶべき解決策は異なってきます。
まとめ
「入札日=退去日」ではありません。まずは焦らずに、今の状況を整理することから始めましょう。
しかし、通知から入札、退去までのスケジュールは着実に進んでいきます。
特に入札が始まってしまうと、任意売却などの選択肢は極めて限られてしまいます。何もしないまま時間が過ぎてしまう前に、まずは専門家の無料相談などを活用して、今の現在地と残された選択肢を確認してみてください。
※2026年4月1日時点
競売回避なら
NHKニュース7/クローズアップ現代/
NHK NEWS おはよう日本/
報道ステーション
「もう手遅れかもしれない」「自分のせいだから恥ずかしい」と通知を放置するのが、最もリスクが高い選択です。
私たちが間に入ることで、ギリギリの状況でも残された選択肢が見つかることがあります。
すぐに決断できなくても構いません。
まずは専門家である私たちに、今の正直な状況をお話しください。あなたの人生を立て直すため、プロとして全力でサポートいたします。
まずは「決断」ではなく、現状の「確認」から一緒に始めましょう。