- ご相談者:50代前後の男性・奥さまと2人暮らし
- 当時の状況:仕事や家族の事情に追われ、住宅ローンの督促や裁判所の書類を開けられないまま競売が進行
- 抱えていた悩み:すぐに引っ越す余裕がなく、室内には荷物も多く残っている状態
- リスタート・峯元さんが行ったこと:職場での書類対応、荷物が残ったままでの買取、引き渡し猶予を設けたうえで競売取下げまでを進めました
- 結果:退去を急がせることなく、次の住まいを探す時間を確保しながら競売を回避できた
競売回避なら


仕事と家族のことで手いっぱいになり、
住宅ローンの問題に向き合えなくなっていた
藤原さん(仮名)は、50代前後の男性です。
奥さまと2人で暮らしながら、神奈川県のコンビニで働いていました。ただ、ご自身の生活だけでなく、入院中のお母さまや実家で暮らすお父さまのことも気にかけており、日々、かなり忙しい状態が続いていました。
そのなかで住宅ローンの支払いが厳しくなり、督促や裁判所からの書類も届くようになります。
住宅ローンだけでなく、管理費などの請求書もたまり始め、状況が良くないことは藤原さん自身も感じていました。ただ、仕事やご家族のことで手いっぱいになっており、書類を一つずつ開いて整理するところまでは動けないまま、時間だけが過ぎていったのです。
すぐに引っ越せる状態ではなく、室内には荷物も多く残っていた
このご相談では、競売を止めることだけを考えても十分ではありませんでした。
藤原さんは仕事の時間も不規則で、物件探しや引っ越し準備にまとまった時間を取ることが難しい状況だったのです。室内には荷物も多く残っており、短期間で一気に片づけて退去するのは現実的ではありません。
書類対応から引き渡し時期の調整まで一緒に進めた
リスタートは、まず必要書類の確認ややり取りを進めるところから対応しました。
藤原さんがまとまった時間を取りにくかったため、職場まで出向いて書類の受け渡しを行い、手続きを前に進めています。ご本人に「自分で全部動いてください」と求めるのではなく、その時点でできる形に合わせて支援を組み立てた形です。
また、荷物が多く残る室内についても、そのままの状態で対応。
さらに、退去を急がせるのではなく、次の住まいを探す時間を確保するために、約4か月弱の引き渡し猶予をつけた買取で進めました。単に競売を止めるだけでなく、その後の生活に移る準備期間まで見込んで整えたことが、このケースの大きな特徴です。
競売を取り下げ、次の暮らしに向けた時間を確保できた
初回訪問は2024年5月16日、契約は6月5日、決済は8月31日です。
競売の手続きが進む中でも、リスタートが実務面を支えながら進めたことで、藤原さんは引っ越し準備の時間を確保しつつ、競売取下げまで進めることができました。
進め方を変えれば間に合うことがある
このご相談では、書類が届いていることをご本人もわかっていました。
それでも、仕事やご家族のことに追われる中で、開けることも整理することもできないまま時間が過ぎていたのだと思います。
こうした状況では、「もっと早く対応していれば」と言っても前には進みません。
大切なのは、その時点で何ができるかを一緒に考えることでした。職場で書類をやり取りし、荷物が残っていても対応できる形を整え、次の住まいを探す時間も確保しながら進めています。
住まいの問題は、気力や時間がなくなると一気に手がつけにくくなります。
だからこそ、無理に急がせるのではなく、今の状況に合わせた進め方をつくることが大事だと感じています。